【22歳合格→25歳独立】司法書士試験一発合格の軌跡と、その後の仕事

【22歳合格→25歳独立】司法書士試験一発合格の軌跡と、その後の仕事

「人の役に立ちたい」その一心で、司法書士試験に挑戦し、見事一発合格を果たした元電力会社社員(前職)の私が、合格までの道のり、勉強法、そしてモチベーション維持の秘訣を余すことなくお伝えします。働きながらでも、諦めずに挑戦すれば夢は叶う!そんな希望と勇気を与える記事です。

目次

  1. 司法書士を目指した理由
  2. 私の司法書士試験勉強法
  3. モチベーション維持とスランプ克服
  4. 試験当日と合格発表
  5. 25歳、独立開業!
  6. 司法書士を目指す方へのメッセージ

1. 司法書士を目指した理由

前職は電力会社社員(前職)として働いていましたが、もっと人の役に立ちたいという気持ちが強く、転職を決意しました。様々な資格を調べていく中で、司法書士試験が「最も難しい資格」と紹介されているのを見て、挑戦せずにはいられませんでした。

司法書士という職業の魅力は、何と言っても「独立開業」できること。自分の力で道を切り開き、困っている人を直接助けることができる。そんな未来に、私は強く惹かれたのです。

2. 私の司法書士試験勉強法

勉強期間は1年間。仕事を辞め、司法書士試験に専念しました。1日の勉強時間は、食事と入浴以外は全て勉強に費やすほど。LECのブレイクスルー講座を受講し、根本先生の丁寧な指導に助けられました。

私の勉強法のポイントは、「情報の一元化」です。教科書に全ての情報を書き込み、ノートは作りませんでした。繰り返し書き込むことで、自然と頭に定着してくようにしました。

特に民法の学習では、条文だけでなく、なぜその法律が作られたのかという「背景」を理解することが重要だと感じました。背景を理解することで、問題の意図がクリアになり、応用問題にも対応できるようになったのです。

情報の一元化:教科書への書き込み

私の勉強法の最大のポイントは、「情報の一元化」です。LECのテキストに、講義で得た知識や、問題集を解いて気づいたことなど、全ての情報を書き込んでいきました。

色分けは、黒と赤の2色のみ。あまり多くの色を使うと、かえって重要なポイントが分かりにくくなってしまうからです。記号は特に使わず、シンプルに書き込んでいくスタイルでした。

ノートを作らなかったことで、情報が分散せず、常にテキストを見返す習慣がつきました。また、ノートを作る手間が省け、その分、問題演習や復習に時間を充てることができました。

ただし、この方法は、情報を自分なりに整理したい、まとめたいという人には向かないかもしれません。ノートを作ることで理解が深まるタイプの人は、ぜひノートを活用してみてください。

科目別攻略:得意科目と苦手科目

1年間で合格するためには、「やらないこと」を決めることも重要です。私は、マイナー科目の民事訴訟法などは、深く掘り下げることは避け、基本的な知識を確実に押さえることに集中しました。

一方、得意科目は民法でした。条文の背景や目的をイメージすることで、記憶に残りやすく、応用問題にも対応できるようになったと感じています。

3. モチベーション維持とスランプ克服

「1年で絶対に合格する」という強い決意があったので、辛いと思うことはあっても、諦めることはありませんでした。しかし、時にはモチベーションが下がることも…。そんな時は、あえて「お酒を飲まない」など、生活に制約を設け、自分を追い込むことで乗り越えました。

また、筋トレもモチベーション維持に役立ちました。勉強ばかりで体力が落ちやすいので、筋トレで体を動かすことで、心身のリフレッシュになり、ホルモンバランスも整えられました。

自分を追い込む工夫

1年間の勉強生活を乗り切るために、私は5分単位でスケジュールを組み、徹底的に管理しました。計画通りに進まなくても自分を責めず、柔軟に対応することも大切です。

また、「健康的な食事をする」「規則正しい生活を送る」など、基本的なことを忠実に守ることも、モチベーション維持に繋がりました。無理をしすぎず、しかし、ここぞという時には自分を追い込む。メリハリをつけることが重要です。

筋トレの効果

ほぼ毎日筋トレを継続した結果、体つきがみるみる変わっていきました。勉強で疲れた体も、筋トレでリフレッシュできましたし、何より「自分は成長している」という実感を得ることができ、モチベーションアップに繋がりました。

4. 試験当日と合格発表

試験当日は、緊張というよりもやっとこれで勉強しなくて済むという気持ちが強かったです。会場にも時間に余裕をもって到着したので、気持ちを落ち着けて過ごすことができました。試験中は、解ける問題も解けない問題も、試験を受けられているという風に楽しみながら試験を受けられました。

模試での挫折と、そこから得られた教訓

勉強中に印象的だったのは、不動産登記法の模試で結果が出なかった時です。当時は、どのように勉強すれば良いのか全く分からなくなり、大きなショックを受けました。

しかし、この経験から「先生に質問することの大切さ」を学びました。自分一人では気づけない視点や改善点を、客観的に指摘してもらうことで、大きく成長できたと感じています。

試験を終えて、合格発表まで

試験を終えた後の手ごたえはありました。というか、合格しているとしか考えなかったです。これで、勉強しなくていいと嬉しかったです。ただ、合格発表まで時間があったのでメンタルがぶれることもありましたがゆっくりと休むことに専念しました。

合格発表はネットで確認したのですが、混線でなかなかつながらなかったことを覚えています。しかしながら、やっとつながり番号を見つけたときは喜びが爆発しました。両親にすぐに泣きながら伝えたこと、合格しているとメンタルを保ち続けていたことから解放されました。

5. 25歳、独立開業!

合格から3年後、25歳で独立開業することを決意しました。「もっと多くの人を助けたい」「自分の力で道を切り開きたい」という気持ちが日に日に強くなり、ついに独立を決断したのです。

周囲の反応は、応援してくれる人と反対する人が半々くらいでした。しかし、私は自分の決断を信じ、突き進むことにしました。

若さゆえのメリット

開業準備は特にしませんでしたが、若さゆえのメリットを活かすことができました。先輩司法書士の方々は、皆さん優しく接してくれ、困った時には相談に乗ってくれました。また、クライアントからも「若いから話しやすい」と言ってもらえることが多く、年齢が武器になることを実感しました。

独立開業後の仕事

独立開業後は、全ての責任を自分で負うことになりますが、その分、大きなやりがいを感じています。自分で考えて行動できる自由さ、そして、クライアントの悩みを解決できた時の喜びは何物にも代えがたいです。

独立開業を目指す方へ

独立開業を目指す皆さんに伝えたいのは、「若いうちに挑戦するのも良い」ということです。もちろん、経験や知識が不足している部分もあるかもしれませんが、若さゆえの行動力や柔軟性を活かすことができます。

また、周りのサポートを得やすいのも、若いことのメリットです。先輩や同僚に積極的に相談し、アドバイスを求めることで、成長スピードを加速させることができます。

独立開業は決して簡単な道ではありませんが、それ以上に得られるものは大きいはずです。ぜひ、勇気を持って一歩踏み出してみてください。

6. 司法書士を目指す方へのメッセージ

司法書士は、困っている人を法律の力で助けることができる、非常にやりがいのある仕事です。「先生」と呼ばれることもあり、社会的な地位も高いでしょう。

しかし、その分、常に勉強を続け、責任感を持って仕事に取り組む必要があります。プライベートでも、羽目を外しすぎることはできません。

それでも、司法書士として活躍する未来を想像してみてください。多くの人に感謝され、頼られる存在になることができます。挑戦する価値は、間違いなくあるはずです。

迷っている方へ:挑戦する価値は必ずあります

司法書士試験は確かに難しいですが、決して不可能ではありません。諦めずに挑戦し続ければ、必ず道は開けます。私のように、合格することは可能です。

司法書士として、誰かの役に立ちたい、困っている人を救いたいという気持ちがあるなら、ぜひ挑戦してみてください。その一歩が、あなたの未来を大きく変えるかもしれません。

これから司法書士を目指す方へ:具体的なアドバイス

司法書士試験の勉強は、長期戦になります。モチベーションを維持し、諦めずに継続することが何よりも大切です。

  • **目標を明確にする**:なぜ司法書士になりたいのか、合格後に何をしたいのか、具体的な目標を設定しましょう。
  • **計画を立てる**:勉強時間、教材、スケジュールなどを具体的に計画し、実行しましょう。
  • **自分に合った勉強法を見つける**:私のように教科書に書き込む方法だけでなく、ノートを作る、オンライン講座を受講するなど、自分に合った勉強法を見つけましょう。
  • **息抜きも大切**:適度に休憩を取り、気分転換をしましょう。私の場合は、筋トレが効果的でした。
  • **周りのサポートを大切に**:家族、友人、先生など、周りのサポートは大きな力になります。一人で抱え込まず、相談できる相手を見つけましょう。

そして、合格後も、常に学び続ける姿勢を忘れずに、司法書士としての道を歩んでください。

まとめ

この記事では、私の司法書士試験合格体験と、その後の独立開業についてお話しました。私の経験が、これから司法書士を目指す方々にとって、少しでも参考になれば幸いです。

司法書士試験は決して楽な道のりではありませんが、諦めずに挑戦し続ければ、必ず夢は叶います。ぜひ、あなたの夢に向かって、力強く歩んでください!

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